原川ボス 今月のコラム

2019年11月22日

2019年を振り返って

2019年も残すところ2か月を切りました。
年末に向けて、多忙になる人は多いと思いますが、
私、一足先に(?)10月をバタバタと過ごしていました。
と言うのも、研修や会合で
台湾や東京、大阪などを飛び回っていたんです!
忙しくも充実した秋になりました。
これから繁忙期を駆け抜ける皆さん、
健康管理に気を配り、すっきりとした気分で
大晦日を迎えたいものですね。

さて、今回のテーマは「2019年を振り返って」です。
本コラムはこれが2019年最後の執筆となります。ということで、毎年恒例になりますが、1年を振り返ってみようと思います。今年の大きな出来事と言えば、令和時代の幕開けと消費税増税ですよね。特に増税に関しては、折に触れこのコラムでも書いてきました。
建築業界においては、増税の影響はそれほどないだろうというのが、大多数の関係者の予測でしたが、その通りです。駆け込み需要はあまりなく、増税後の売り上げの落ち込みもなく……。9月は少し売り上げが増えたのですが、さすがに増税直前に変化が全くないわけないよな、と思いました。
なお、2019年は2018年よりも新築戸建着工数が増えている、という声も。これは、ローン減税や住宅エコポイントなど、政府による増税対策がしっかり為されていたからでしょう。仕事量が大きく増減するのが、職人不足問題を抱える建築業界の最も恐れる事態です。ゆるやかな増加が続く、というのが理想なわけで、そういう意味でも比較的平和なまま1年を終えられそうです。
また、近年自然災害の被害が大きくなっていることもあり、住宅のニーズに変化が出てきたなというのも今年実感したことの一つです。東日本大震災以後、新築戸建て住宅に求められたのは、“地震に強い家”でした。その後、環境に配慮した“ゼロエネルギー住宅”の普及が政府により後押しされましたが、近年は地震に加えて“水害や風害にも強い家”を求めるお施主さんが増えてきているように感じます。住宅メーカーも建材メーカーも、その期待に応えるべく、さまざまな新商品の開発に努めています。時代の変化、環境の変化に柔軟に、ぜひ、快適さと安心・安全が両立する家づくりを進めてください。
さて、隔月発行のこのメルマガは今号が2019年最後の号となります。今年も大変お世話になりました。来年はどんな年になるでしょうか。願わくは、平和で大きな災害の無い年になりますように。個人的には健康にますます気を付けて、一経営者としては、そろそろ代替わりの準備を本格的に……というのが来年の目標です。
少し気が早いご挨拶になりますが、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
(2019年11月6日 記)

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原川誠
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2019年09月27日

消費税増税について、徒然に

このコラムを書いているのは、9月上旬、
まだまだ暑い日が続いています。
秋になると心配になるのが、台風ですね。
先日の台風15号は、千葉県に甚大な被害を出しました。
昨年10月には、ここ浜松も台風の影響で
大規模停電に見舞われましたし、
本当にいつどこでどのような災害が起こるかわかりません。
改めて日頃から備えるべきだと思いました。

さて、今回のテーマは「消費税増税について、徒然に」です。
いよいよ10月には消費税が増税されます。消費者目線で考えると、増税前に買っておいたほうが良いものを検討すべき時期ですね。日用品などは、売り上げが大幅に伸びているようで、買えるだけ買っておこう……と、まとめ買いしている方も多いと思います。しかし、建材を扱う中間業者の立場で見ると、経理面以外では、実は増税の影響はほとんどありません。増税の前と後で、請求書をきっちり分けることに気を配るぐらいでしょうか。
年明けから予測していたように、新築戸建住宅の駆け込み需要はほとんどなく、我々も例年と変わらないペースで仕事ができています。ただ、リフォームの割合が多い企業や職人さんは、9月中に受け渡しを完了させるべく、多忙な日々を送っているそうです。2019年3月末までに請負契約を済ませておけば、完成が10月以降になっても8%税率が適用されたのですが、実際は4月以降にリフォームの申込みをするお施主さんも少なくなく……というのが理由です。住宅は10年、20年と住み継げば、突然不具合が出ることもありますから、先々を見越してメンテナンスを計画することをおすすめします。
しかし、以前から疑問だったのですが、住宅関連で消費税がかかるものってたくさんありますよね。建物の購入代金はもちろん、仲介手数料、引っ越し費用、家具、家電……。中には、「消費するものじゃないのでは!?」というものにも消費税がかけられている気がします。住宅には固定資産税がかかりますし、二重課税とも言えるような……。ともあれ、今後、戸建て住宅の新築をお考えの方は、住宅ローン減税やすまい給付金など、住宅購入の負担が緩和される制度がありますので、それらを上手に利用しながら、家づくりを進めてくださいね。
2019年も残り3か月ほどになりました。先日、第4次安倍第2次改造内閣が発足しましたが、果たして景気の失速を回避させられるでしょうか。増税後の景気の動向への不安はぬぐえませんが、明るい気持ちで秋を越したいものです。
(2019年9月6日 記)

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2019年07月30日

時間をかけて、納得のいく家づくりを

あっという間に7月ですね。
今年も暑い季節がやってきました。
とは言え、天候によっては
長袖で丁度良い気温の日もあり、
外出時の服装選びに迷う方もいると思います。
気温差が激しいので、
体調を崩してしまう人も多いですよね。
日頃から健康管理に気を配り、
ベストコンディションを心がけつつ、
夏本番を迎えたいものです。

さて、今回のテーマは「時間をかけて、納得のいく家づくりを」です。
2019年も後半に入りました。新元号・令和の響きにすっかり慣れましたし、消費税増税への心の準備も着々と進んでいます。我々建材業者にとって、消費税増税の実施の影響がいかほどかは、非常に気にかかるところですが、現時点では、新築戸建て住宅着工数のペースは例年とほとんど変わらない印象です。むしろ、駆け込み需要もさほどない手応え。というのも、政府しかり、ハウスメーカーや工務店しかり、「増税前に家を建てる方が断然お得!!」とお施主さんに発破をかけないからだと思います。
消費税は土地代にはかからず、建物のみにかかります。仮に新築の建物部分をもろもろ含めて2000万円とすると、税率8%の時は160万円、税率10%になると200万円でその差額は40万円です。決して小さくはない額ですが、この40万円の差を埋められると言われている制度をご存知ですか。「住宅ローン減税控除期間の3年間の延長」、「すまい給付金の増額」、「次世代住宅ポイント制度」です。詳細は省略しますが、「近いうちに戸建て住宅を建てたいな……、と考えているうちに増税してしまう!」と、諦めかけている方は、ぜひ一度、上記のキーワードを調べてみてください。きっと、「慌てなくても大丈夫」と安心できるはずです。時間をかけて、納得のいく家づくりを進めてくださいね!
そんな増税の影響は、建材の値上がりにも……。原材料費や輸送費の高騰のしわ寄せで、値上がりが続いています。それも、いきなり大きく値上がりするのではなく、少しずつ少しずつ、まるでボディーブローのように効いている値上がりです。増税後も続きそうで、利益率の減少が懸念されます……。
さて、ちょっと強引な話題転換ですが、建材の原材料つながりで、先月マレーシアへ視察にいった時のことを記したいと思います。訪れたのは、マレーシア領の西側3分の2を占める、ボルネオ島のサラワク州。ここに建つ、大建工業株式会社の工場では、ベニヤ板やMDF(木材を繊維状にして圧縮、固めたもの)を製造しています。普段何気なく手にしている建材の製造過程を見るのは新鮮な体験でした。ラワン材と言われる合板の原木を見たのですが、大きくまっすぐで節が無く、枝が少ない! きれいな木だなあ、これは加工しやすいからドンドン伐採されるわけだ……と納得がいきました。マレーシアは初めて訪れましたが、これまで滞在したことのあるフィリピンやタイに比べると、治安が良く、街並みがきれいで、どんどん発展している印象を受けました。それでいて、東南アジア独特のゆったりとしたムードも漂っており、視察以外の時間はのんびりと過ごすことができました。以上、記念すべき(!?)令和初の海外視察旅行のご報告でした!
(2019年7月1日 記)

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