2024年03月26日
新たな挑戦、準備中!?
すっかり春めいてきましたね。
上着がいらないほど暖かい日があれば、
暖房なしでは過ごせないぐらい冷え込む日もあり、
三寒四温という言葉のとおり、
春に向かって季節が移り変わっていくのを感じます。
今年は花粉症でつらい思いをしている方が多いようですが、
インフルエンザも新型コロナ感染症も軽視できない状況です。
元気に春を迎えたいものですね。
さて、今回のテーマは「新たな挑戦、準備中!?」です。日経平均株価が急上昇し、バブル期以来の株高を記録しましたが、日本経済の先行きはまだまだ不透明な感じがしますね。株価は上がっていますが、物価も上がり続けていますし、生活レベルではバブル期のような景気の良さを実感できていません。
建築業界も同様で、大手ゼネコンや工場の設備投資などに特化した企業の業績は良いそうですが、新築戸建て住宅を扱う企業は低調のままです。例年、3月はハウスメーカーや工務店が決算を迎えるため、年明けから駆け込み需要で多忙になるのですが、今年はそうとも言えず……。やはり、着工戸数がなかなか増えない大きな要因は価格上昇だと言われています。
そんな現状ですが、世間では賃上げの報道が続いていますし、今後の日本全体の景気の底上げを期待したいところです。給料が増えれば気持ちが明るくなり、購買意欲が湧きます。個人消費がもっと増えて、家を建てる人も増えていく……そんな好循環のためには、政府の施策も重要です。補助金や助成金以外の後押しが出てきてほしいのですが……。
20代から30代にかけてのマイホーム計画に積極的な世代が少子高齢化により減ってきています。すっかり小さくなってしまったパイを奪い合うこの状態のまま変わらないと、いよいよジリ貧……。同業の方々と話すたびに、誰もがこれまでとは違うことを始めようと模索する段階にきているように感じます。弊社でも新たな試みを実現させるべく、現在水面下で準備中です。やろうとすればすぐできそうなこともアイデアとして挙がっているので、リサーチや下準備をしっかりとしてから取り掛かろうと考えています。
4月からは、いわゆる「2024年問題」が懸念されます。弊社としては、「2024年問題」による運賃の値上げをお客様に理解していただくと共に、荷物の順番待ちや積み降ろしなどの「荷待ち・荷役」の時間を短縮し、運賃に柔軟性を持たせるよう努めます。
なかなか前途洋々の春とはいかなさそうですが、新たな挑戦の準備を進めつつ、現時点のベストを追求して業務にあたりたいと思います。
(2024年3月5日 記)
- 名前
- 原川誠